私は、極度の寂しがりやだ。
周りの人たちには隠しているけど、
夜ひとりで泣くことがよくあるし、お酒を飲んで紛らわしたり、恋人に依存しようとしたり、、
けれど、「寂しいから、○○」
この思想は、いつまでたっても、自分本位の、自分しか愛していない状態である。
寂しいから、一緒にいてほしい。
寂しいから、恋人が欲しい。
寂しいから、友達になって欲しい。
寂しいから、かまってほしい。
私には、友達がいない。
家族とも仲違いをして、今はほとんど会っていない。
私は、それがかわいそうなことだと思っていた。
自分で自分を憐れんでいた。
でも、それは違うんじゃないかと思い始めている。
例えば、ほとんどの人は働いているだろう。
そこでは、仲間として、毎日一緒に時間を共にしている。
だとしたら、あなたはひとりぼっちじゃない。
例えば、カフェに行ったら、1人で勉強している人、仕事している人、本を読んでいる人がいる。
だから、あなたは、ひとりぼっちじゃない。
本当の自分をさらけ出せる人がいることが、ひとりぼっちじゃないってことなのか?
休みの日に遊ぶ友達がいること?
この世界には、人間だけじゃなく、あらゆる生物がいる。
公園に行けば、蝶や、蟻や、とんぼがいる。
植物がある。
地球という星の中に生きるものは、みんな繋がっている。
死んだら、土になり、
死んだ生き物を食べる。
そうやって全部繋がっているなら、
ひとりぼっちなことなんて、ひとつもないんだ。